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Pre-CHI Workshop

Pre-CHI ワークショップを開催しました。

CAREラボ のモニカ先生からのご提案で、一緒にラボツアーワークショップを開催することになりました。こちらのワークショップは、次の週に開催される国際学会であるCHIに参加予定の研究者を対象にラボツアー(研究紹介やデモ体験など)を開催し、交流をするというものです。

IMDの学生たちに日頃行っている研究に関連するデモ展示や体験を実施してもらいました。

英語での対応や予想より多い見学より、少し戸惑いもあったみたいですが、
デモを通して様々な意見をもらうことができ、有意義な議論ができたのではないでしょうか?

参加者の皆さん、CAREラボの先生方ありがとうございます。

次の週のCHIにIMDからも参加予定なので、学会でお会いできるのが楽しみです:)

インタラクション2025の参加報告

学会名 :INTERACTION2025
開催日程:2025年3月2日(日)~ 3月4日(火)
開催場所:学術総合センター内 一橋記念講堂

一橋講堂にて3日間に渡り開催されました, インタラクション2025にデモ発表にて参加いたしました. 私たちの発表である「鳥型ロボットに対する餌やり体験による生命感の検討」は1日目に行われ,
参加者との幅広いディスカッションができとても有意義な時間を過ごすことができました.
参加者からの質問で特に多かったのが, ぬいぐるみは手作りしたのかという点と, 歩行はできるのかという2点でした.

前者は既にあるものを使っていることを伝えると, そもそも実寸大のリアルなコウテイペンギンの
ぬいぐるみを販売している企業があることに多くの人は驚いていました. また, 研究や実験をする上でやはり一から作るのは難しいよねという共通の話題で盛り上がりました.

歩行の点については, 体の揺れを再現するよう今後改良していく旨を伝えると, 動きのバリエーションが増えるだけでも生命感や心の知覚はもっと向上するはずという, 前向きな意見を得ることができました.

今回の発表を通して, 新たな知見を多く得られただけでなく, ライフサイクルを模倣するロボットの魅力をさらに広げることができたと確信しています!

「好きな研究聴講ペンギン」

Open Campus 2024 at NAIST

本日(2024.2.24)に本学NAISTにてオープンキャンパス(Open Campus 2024)が開催されました.

前年度より少し参加学生の人数が少ないのかなと感じましたが,IMDの現地でのデモ展示や

ポスタなどには多くの学生が参加してくれ,様々なコメントをいただきました.

体験や発表を通して,IMDの研究を少しでも知ってもらえることができたかと思います.

この体験を通して,将来研究者になりたいと思った学生がNAISTに入ってくれることを楽しみにしております.

EID研究会にて招待講演

【2024.1.25 午後】

電子ディスプレイ研究会 (EID)にて招待講演を行ってきました。

IMD助教の澤邊です。今回EID研究会の方から、お声をかけていただき、はじめて参加する研究会にて、私の行っている研究の一部である「快適な自動走行」に関する研究の取り組みを紹介する機会をいただきました。

タイトル:[招待講演]快適な自動運転実現のための取り組み

ディスプレイ分野の研究ということで、近い部分もありますが、日頃参加している分野と異なる研究会での、異なる分野での発表ということより、より分かりやすい説明を心がけましたが、発表している中でも、言葉の選び方や表現の仕方など、もっと工夫すべき点がいろいろ見え、私にとっても良い機会となりました。質疑応答では、多くの方がいろんな視点での疑問をぶつけていただき、今後の研究においても重要だなという点に気づくことが多かったです。

久しぶりの京都駅もとても懐かしく、綺麗なタワーを帰りに見ながら今日の学びを振り返っていました。

クラウドネットワークロボット(CNR)研究会 2023 @ 指宿

はじめまして,M2の田口和駿です.

1/19に鹿児島県の指宿市で開催されたCNR研究会で「高齢者のQoL向上のためのバーチャルロボットとの日常的テキスト対話の社会実験 -LLMを用いた対話の生成・記録の効率化の取り組み-」について発表しました.

先日,こちらのブログでも取り上げられた高齢者を対象としたスマートフォン普及の社会実験の結果をまとめたものになります.6ヶ月にわたる長期間の実験を無事終えることができて,安堵しました.

発表後の質疑応答では想定しなかった質問をいただいたので,これからの修士論文の発表では,今回の質疑を活かしてより良いものにしたいと思います.

発表後の懇親会では,普段はあまり交流することのない他大学の学生と交流していい刺激を受けることができました.

宿泊先は小さめの旅館でしたが,女将さんがとても親切で,温泉も貸切状態で入ることができるいい旅館でした.是非指宿に行く機会があれば宿泊してみてください!

昔ながらの小さな宿 川久

HCGシンポジウム2023_学生優秀インタラクティブ発表賞

新江田航大が学生優秀インタラクティブ発表賞を受賞

・授賞団体/学会:電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループ(HCGシンポジウム2023)

・学会・イベントの概要、主旨、開催日
HCGシンポジウムは、工学分野に加え、ヒューマンコミュニケーションに関係が深い心理学・認知科学、社会科学、生理学、デザイン学などの分野の研究者も参加する学会です。

・受賞名:学生優秀インタラクティブ発表賞

・受賞日:2023/12/13

・受賞者 :
新江田航大,澤邊 太志, 神原 誠之, 藤本 雄一郎,加藤 博一

・受賞研究テーマ
“ロボットの「話しながらなでる」動作による痛み知覚の軽減効果の評価”

人は介抱や介護の際、相手に快感情を与える「話しながらなでる」動作を行う。近年、人工知能、ロボティ
クス技術の進化により人間と対話を行うロボットが注目されており、ロボットによる「話す」のみ、「なでる」のみの動作より、「話しながらなでる」動作が、より人に快感情を与えることが明らかになっている。本研究では、ロボットによる「話しながらなでる」動作が、心理的影響のみならず、身体的苦痛の知覚を変化させるかを検証することを目的とする。実験では、ゲートコントロール理論に基づき「なでる」動作と「話しながらなでる」動作に痛み知覚軽減効果があるのか、「なでる」動作よりも心理的影響が大きい「話しながらなでる」動作が、より痛み知覚軽減できるかを示す。37名の被験者による評価実験の結果、共に支持される結果となった。

・受賞コメント
この度はこのような賞を頂戴し誠に光栄に思います。ご指導いただきました研究室の先生方やご討論、ご協力を頂きました研究室の学生の皆様には、この場を借りて御礼を申し上げます。ロボットによる痛みの軽減について、今後より一層精進してまいります。

HCGシンポジウム2023 in 北九州

お久しぶりです! M1の新江田です.

今回は12/11日 ~ 12/13日に北九州市で開催されたHCGシンポジウムに参加してきました!
九州は比較的気温が高くとても過ごしやすかった気がします.
しかし,期間中天気があまり良くなかったのが残念でした...

今回は,口頭発表とポスター発表の両方をおこないました!

口頭発表では,1枚スライドが消えているという事件が起きましたが,質問はしっかり回答することができたので良かったのではないでしょうか.

ポスター発表では,学生・研究者・企業などの様々な方に意見をもらうなど,とても良い議論ができました.

さらに,今回のポスター発表で学生優秀インタラクティブ発表賞を受賞することができました!!
このような賞をもらったのは初めてで緊張していたので,しっかりした受賞コメントが言えなかったことを少し後悔しています...

 

ポスター発表の様子・受賞式の様子

今回,多くの人の反応や意見をもらえたので充実した学会になりました!
美味しいものも食べることができたので,頑張って来年も参加したいですね.

北九州が発祥の地らしい,焼きうどん・小倉城・神原先生にご馳走していただいた焼き鳥

それではまた

 

HAI2023@Gothenburg(スウェーデン)

さわべです。

HAI(Human-Agent Interaction) 2023がGothenburg(スウェーデン🇸🇪)で開催されました。

IMDからは、1件の口頭発表と2件のポスター発表を行いました。

12月のスウェーデンということで、雪雪雪で寒かったですが、会場ではいろんな研究者の方との

ディスカッションでとても盛り上がりました。

以前ドイツからインターンでIMDに来ていた、Manuelくん(ポスター発表)とも久しぶりに会い、
(彼は、ドイツからスウェーデン行きの飛行機で来たのですが、前日のミュンヘンでの大雪で飛行機が急にキャンセルになりと、大変だったみたいです)

互いの近況を話したり、次の研究などについても話せてとても充実した学会になりました。

現地での発表では、いろんな国の研究者が参加していたので、私たちのやっている研究

(特に日本語のニュアンスを英語で表現した時の文章など)

をちゃんと理解してもらえるかなどの検証の場としても利用させてもらい、いろんな視点からの

アドバイスももらえて、とてもよかったです。
(ここでの知見をもとに、現在帰りのトランジットでの空港で論文執筆中です☺️😪)

上図:雪の中のGothenburg(スウェーデン)、会場までが寒すぎて、耳が取れそうでした(帽子マスト)

 

次も頑張りましょうー。

SIG-MR in 北海道(室蘭)

こんにちは、M2の髙濱です!今回は、10月26日と27日の2日間、北海道の室蘭で開催された複合現実感研究会(SIG-MR)に参加した感想と室蘭での楽しいエピソードをお伝えしたいと思います!

**室蘭到着と夜のグルメ探索**

学会は26日の朝10:30からスタートするため、前日の25日に室蘭入りしました。夕方20:30頃、会場近くに到着し、同じく到着した先生方と夕飯を共にすることに。しかし、夜の室蘭は多くのお店が早めに閉店してしまうようで、何を食べるか少し迷ってしまいました。そんな中、「やきとり 吉田屋」というお店を見つけ、入店することに決めました。

実は、室蘭やきとりは日本三大やきとりの一つとされており、豚肉と玉ねぎを串に刺して焼き、甘辛タレと洋がらしで食べるのが特徴。このスタイルは、かつて豚肉が安価だったことと北海道の玉ねぎ生産が盛んであったことから始まったとされています。

お店に入ると、早速やきとりと揚げ出し豆腐、その他もろもろを注文。

(肝心のやきとりを撮り忘れてまし笑)

届いたやきとりに洋からしを添えて食べた感想はただ一言、「美味い!」。他にも色々と注文し、食べ進めていると、あっという間に終電の時間が近づいてきてしまいました。終電が21:29という早さには驚きましたが、宿を東室蘭に取っていたので途中で帰らざるを得なくなりました。

後日先生方から聞いた話によると、私が帰った後に注文していた料理が大量に出てきて、先生方は2時間も食べ続けるハメになったとか…。申し訳ないことをしてしまいましたが、きっと美味しい料理を堪能してくれたことでしょう。

**学会初日: 緊張の発表と懇親会**

学会の初日、室蘭ガス文化センターでの発表に向け、早めに会場に入って準備を進めました。お昼には、近くのラーメン屋さんで室蘭名物「カレーラーメン」を堪能。ちぢれ麺がカレーとよく絡む絶品でした!

そして、いよいよ発表の時間が来ました。緊張しながら臨んだ初めての学会発表は、自分の研究から少し外れた内容に関する質問に対してうまく答えられなかったことが悔しく、その重要性を痛感しました。これは、自分の研究に関連する分野までしっかりと調査することの大切さを学ぶ良い経験になりました。


学会初日終了後は約50名の学会参加者と懇親会!

懇親会の場では他大学の学生の方々や同じNAISTのCAREラボの学生の方々と鍋を囲みました。

鍋も美味しかったですが、やはり北海道の刺し身は絶品でした!

来年この学会に参加される方は、是非懇親会にも参加してみて下さい!

**学会二日目: 聴講と最後の室蘭グルメ**

二日目は特に発表はなく、聴講に専念。お昼には先生方と再び昨日行ったラーメン屋さんへ。今回は「味噌ラーメン」を注文し、こちらもまた美味しくいただきました。

室蘭での学会と地元グルメは、新たな学びと美味しい体験がたくさん詰まった2日間でした。北海道の美しい自然とおいしい食べ物、そして学会での刺激的な議論と発表は、これからの研究活動に大きな活力を与えてくれました。みなさんも是非、色んな学会に参加して新しい学びや出会い、グルメを楽しんで下さい!

それでは、次回のブログでお会いしましょう。

加藤博一先生がISMAR 2023 Career Impact Awardを受賞

加藤博一先生が下記のISMAR 2023 Career Impact Awardを受賞されました.

おめでとうございます.

詳細:

・授賞団体/学会:The 22nd IEEE International Symposium on Mixed and Augmented Reality (ISMAR 2023)

・学会・イベントの概要、主旨、開催日
IEEE ISMARは、拡張現実感(AR)、複合現実感(MR)、仮想現実感(VR)に関する最高峰の会議であり、学術界と産業界の両方から世界有数の研究者が集まります。
IEEE ISMAR is the premier conference for Augmented Reality (AR), Mixed Reality (MR), and Virtual Reality (VR), which attracts the world’s leading researchers from both academia and industry.

・受賞名: ISMAR 2023 Career Impact Award

・受賞日:2023/10/18

・受賞者 加藤博一 Hirokazu Karo

・受賞の概要
この度、加藤教授の長年にわたる研究が当該分野へ多大な影響を与えたことが評価され、Career Impact Awardが贈られました。
In recognition for the significant impact his lifelong research has had to the field of Augmented Reality

・受賞コメント 等
拡張現実感に関する研究に98年から25年間取り組んできましたが、このような形で評価いただき、光栄に思います。
短かったようにも感じますが、当時は実験システムの構築だけで一苦労だったのが、
今では誰もが持っているスマートフォンにその技術が搭載されており、技術の進化を実感できます。
拡張現実感技術の発展に少しは貢献できたことを嬉しく思います。
I am very honored to receive this award.
I have been working on research on augmented reality for 25 years since 1998.
When I started this research, even building the experimental system was challenging.
However, this technology is now installed in the smartphones that everyone owns, and I can truly see the evolution of technology.
I’m glad that I was able to make a small contribution to the development of augmented reality technology.