こんにちは,M1の加藤涼子です.
今回は,7/8に東京工業大学すずかけ台キャンパス 佐藤研究室で開発された,ウェアラブル触覚インターフェースSPIDAR-Wの技術移転に同席させていただいたことについてブログを書きます.
この場をお借りして,技術移転への同席をご提案してくださった,佐藤誠教授に感謝いたします.
SPIDARとは,モーターを使ってコンピュータ上の物体を触ったときの感覚をユーザーにフィードバックするインタフェースです.
球体を操作して触覚をフィードバックするSPIDAR-Gや,指に糸をつけて触覚をフィードバックするSPIDAR-MFなど,佐藤研究室ではSPIDARを使って様々なデバイスを開発されています.
私はこのSPIDARとヘッドマウントディスプレイを組み合わせた,ユーザがより自然に触覚フィードバックを得られるシステムを研究テーマにしたいと考えています.
今回の訪問では,私の研究に関してアドバイスをいただいたほか,次のことを体験させていただきました.
- SPIDAR-Wの組み立ての見学
- SPIDAR-Gのデモンストレーション
- SPIDARがメディア出演した際の映像の視聴
特に強く印象に残っていることは,SPIDAR-Gのデモンストレーションです.
今回体験させていただいたデモンストレーションは,SPIDAR-Gの球体を操作して,コンピュータの画面に表示されている物体を触ったり,持ち上げたりといった内容です.
SPIDAR-Gの実物を操作するのは今回が初めてでしたが,握っている球体を通して画面内の物体を触ったときの触覚がリアルにフィードバックされることに感動しました.
今回の訪問を通して,自分の研究へのモチベーションがさらに高まったと同時に,コンピュータビジョン分野だけでなく,より多くの分野知識をつける必要があることを再認識しました.
記事の最後は,キャンパス内の学食で食べたおいしいお昼ご飯の写真で締めくくりたいと思います.
以上,M1の加藤涼子でした.