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ISCA 2017

こんにちは、M2の稲光です。

あけましておめでとうございます。
2018年最初の投稿となりますが、皆様良き新年を迎えられたでしょうか。

新年といえば、1月1日から2日にかけて見る夢を初夢と言います。
自分は生まれてこの方初夢というものを見たことがないのですが、今年の今夜こそは何か見れるかもしれないという期待をいだきつつ、床に就きたいと思います。

それはさておき、12月1日・2日にグランフロント大阪・ナレッジキャピタル イベントラボにて開催されたISCA 2017に私の研究を出展させていただいたので、その報告したいと思います。

ISCA(INTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD)とは、国内外の大学や大学院、専門学校の学生が対象の、国際的なクリエイティブアワードです。

「国内映像コンテンツ部門」、「海外映像コンテンツ部門」、「デジタルコンテンツ部門」の3部門で作品を募集しています。

今回、自身の研究である『AR Yōkai: A Situated Augmented Reality Ghost Story』を「デジタルコンテンツ部門」にて応募したところ、本審査ノミネート作品に選定していただき、出展の運びと相成りました。

開催初日には、錚々たる審査員の皆様によるノミネート作品の審査、及び受賞作品の発表がありました。

当日は私も審査員の方々を前に自分の作品をプレゼンをしましたが、緊張でところどころたどたどしい説明になってしまいました。

「果たしてこんなことで受賞などありえるのか」と、おののきながら受賞発表会場に参加しましたが、案に相違して、私の作品が優秀賞に選ばれました!

今回の優秀賞は、自分ひとりの力で得たものではなく、本研究に協力していただいたの皆さんのおかげで成し得た結果でした。

この場を借りて御礼申し上げます!ありがとうございました!

また、審査員の皆さまからも激励の言葉を頂き、身の引き締まる思いでした。

光栄な賞をいただき本当に嬉しく思います!

授賞式の後は、「国内映像コンテンツ部門」、「海外映像コンテンツ部門」の作品上映会が行われました。
どの作品もプロの作品かと見紛うほどのクオリティで、ストーリーテリングを研究のテーマとしている身としては、物語をわかりやすく伝える上手さ、映像の美麗さ、演出の巧妙さに舌を巻くばかりです。

また「デジタルコンテンツ部門」では、貯金箱とスマホアプリを連動させ、お金を貯めると同時にスマホノベルゲームシナリオがアンロックされるという、『貢箱』というアプリや、世界中の死者の情報を仮想の地球上にインフォグラフィックスで表示するという『Leaves』といったメディアアートなど、感銘を受ける作品が数多く展示されており、自身の創作欲を刺激されました。

分野は違えど、己の才能を遺憾なく発揮している方々が集い、作品を発表しあう今回のISCA2017は、自分にとってかけがえの無い体験になりました。

自分も今回の結果にあぐらをかかず、更にその上をめざして物事に取り組むよう、精進していきたいと思います。