こんにちは、M1の酒井です。
2015/3/5-7にスプリングセミナー&オープンキャンパスが行われましたが、そのとき同時にCICPの発表会も行われていました。スプリングセミナーやオープンキャンパスに参加された方々の中には、展示をご覧になった方もいるかもしれません。今回はそのときの発表会の内容をお伝えします。
まずCICPについて説明します。
CICP(Creative and International Competitiveness Project)は、NAIST情報科学研究科での教育事業です。学生自らが挑戦的な研究テーマを提案し、予算を獲得、おおよそ1年間でその実現を目指します。今年は以下のようなテーマが出ました。
通常トラック
- VuRari 一人旅 〜VR旅行でセルフィー(自撮り)〜
(Virtual Traveling and Selfie System ~VuRari 一人旅~) - そのツイート、ほんとうに大丈夫?炎上予防アプリ“炎女医”の開発
(r u sure about the tweet?” ENJOY: the flaming prevention system) - 写ラナイんです(余計なモノが)
(An Object Removing System based on Light Field Acquiring) - グリーン Inc. ビデオテックブログ
(Green Inc. Video TechBlog) - 小型クアッドコプターと頭部装着ディスプレイを用いた没入型テレプレゼンス・テレコミュニケーションシステム
(Immersive Telepresence and telecommunication system with head-mounted display and Quadcopter) - トンドル ~ 翼を授ける
(TonDol ~Gives You Wings~) - Bikepad : 自転車ゲームコントローラ
(Bikepad : Bicycle-based game controller) - 自作CTスキャナで身の回りの物を調べてみよう
(DIY CT scanner ~Let’s scan everything in our daily life~)
IPGP-2013トラック
- いこう スタンプ: 電子グッズスタンプ
(eCOstamp: Electronic Collectible Stamps) - DARTによる信頼性のあるマシンオートメーションのためのヒューマンインターフェース
(Dependable Gesture-based Human-Machine Interface for Machine Automation using DART Technology) - NAIST NAV : 奈良先端科学技術大学院大学オープンキャンパスナビゲーションと情報サービス
(NAIST-NAIST-NAV: NAIST Open Campus Navigation and Information Service) - HerbsMed: ジャムと漢方薬を用いた薬用植物アプリケーション
(Herbs Med: Herbal Medicine Apps using Integrated Jamu and Kampo Formulas)
IPGP-2014トラック
- トラベルアドバイザー
(Travel Advisor) - 高校物理実験のためのトラッキング技術を用いた物理測定に関する研究
(Physical Measurements Using Tracking Technologies for High School Physics Experiment) - アクションおよび心拍認識による高齢者見守りのためのマルチメディア異常検出
(Multimedia Abnormal Detection for Elders via Action and Pulse Recognition) - 発展途上国における双方向番組を用いたeラーニングの検討
(Survey on Interactive TV as e-Learning Tool for Students in Developing Countries.)
私は
そのツイート、ほんとうに大丈夫? 炎上予防アプリ“炎女医”の開発
(r u sure about the tweet?” ENJOY: the flaming prevention system)
というテーマに取り組みました。
Twitterでの炎上が話題になる昨今、それを未然に防ぐことはできないかというアイデアから生まれたテーマで、メンバーは自然言語処理研究室から3人、インタラクティブメディア設計学研究室から私1人の計4人です。Webアプリケーションとして制作しました。詳しい動作原理は省きますが、ユーザが入力したツイートを自然言語処理の力を使って解析、炎上指数と炎上しそうな単語検知、その単語を炎上しにくい表現に変えたツイート、さらに元のツイートをそのまま呟いた場合に帰ってくることが予想されるほかの人からの返答を提示します。
私が担当したのはシステムのUI部分。主にbootstrapというライブラリを使って製作しました。情報を1画面にコンパクトにまとめて、「炎女医」という名の通り、白と赤を基調にしたデザインに仕上げました。twitterクライアントとしても使えるように、twitterのタイムラインも取得できます。画面にうつる女の子がマスコットキャラクターの「炎女医ちゃん」。ユーザが入力したツイートを診断してくれます。
制作したアプリをこのスプリングセミナー/オープンキャンパスの間来てくださった方々にお見せしました。CICPはこの展示期間の間、参加者による投票も同時に行われ、もっとも票を集めたチームには商品が出るそうです。
初日3/5(木)は簡単なプレゼンテーションがあり、本番は2日目の3/6(金)からありました。この日はスプリングセミナーの最終日でもあり、参加者はスプリングセミナーの受講者に限られました。短い時間ではありましたが、多くの参加者にデモを見てもらうことができました。また、ほかの班も非常に完成度の高い作品を紹介していました。この発表会に参加された方も、発表した方も、楽しめる企画だったかと思います。また最終日3/7(土)のオープンキャンパスには、一般の方々にも展示を見てもらいました。かなりの人が来場し、大混雑でした。
CICPはコミュニケーション力を鍛えるプロジェクトでもあります。二日間で多くの参加者に説明するうちに、どういう順序で伝えて、いつデモを触ってもらうか、など、うまく相手に情報を伝達するいはどうすればいいかが身についてきます。
このブログを見ている皆さんで、CICPに興味を持たれた方はぜひ参加してみてください。きっと密度の濃い一年を過ごせると思います。
(なお本ブログで掲載したアプリケーション「炎女医」に関する情報は、すべて開発中のものです)



