みなさんこんにちは,M2藤本です.
3月8-9日にフランスのメジェーブで開催された国際会議Augmented Human International Conference2012(AH2012)の参加報告をさせていただきます.
AHは今年で三度目の開催となる比較的新しい会議で, その名の通り科学技術により人間の能力を拡張することを主題としています.
Augmented という単語を名に冠することからAR/MR等のVision系の基礎研究の発表も多いのでは,という私の予想は大きく外れ,力覚や聴覚,視覚等に関するシステムを開発し,それに関して
評価したという発表が大多数を占めていました.また,日本人の発表者が非常に多いことに驚きます.
今回は私にとって初めてとなる国際会議の口頭発表,英語原稿はJCやIgorさんをはじめとする研究室の様々なメンバーに何度も添削してもらっており,その原稿ももう何十回読んだかわからないくらい準備はしていったのですが,やはり発表直前は緊張します.発表直前のコーヒーブレイクでは何人もの参加者に「緊張してますね」と声をかけられる始末でしたが,発表自体は無難にこなせたようです.
それでは開催地等の話を
今回学会が開催されたメジェーブはフランス南,スイス国境近くにあるスキーリゾート地です.日本からフランクフルト経由でスイスジュネーブ空港までおよそ14時間半,そこからバスに1時間半揺られてやっと到着.箱庭のような風景が広がる非常に街並みの美しい所でした.
この学会で特徴的だったのはレセプション前に全員でのウォーキングツアーがあることで,美しい街並みを見つつ,土産物屋を回りながらレセプション会場のチーズフォンデュの店を目指します.
一時間ほど歩いたところで異常発生.セッションチェア兼ガイドのJmさんが私たちの履いていた革靴を指して「ここからの道はこんな靴じゃ危険すぎる.なぜこんな靴を履いてきたんだ!今から行く道はこんなのだぞ.」と言いながら指さした道が下図.

イメージ図
無理すぎるわ!
しかたなく寒い中50分ほどバスを待ってバスでレセプション会場へ.
するとそこには加藤先生を始めとする教授陣がすでにビールで乾杯しているではありませんか.
こうなることを見越して先にタクシーできていたそうです.なんという先見の明! というか教えてください…
ディナーはチーズをパンにつけて食べるだけのチーズフォンデュ.正直ほとんど期待してなかったのですが,うますぎる!

無限に食べ続けられるのではないかというほど飽きがきません.フランスの食文化恐るべし.
飲み会は終始加藤先生が支配していたのは言うまでもありません.

飲み会を支配する加藤先生
学会の話に戻りますと,他の方の発表で印象に残ったのは東大暦本先生の研究室のM2の方の以下の発表.
テレコミュニケーションの研究の一種なのですが,3次元スキャナと3次元プリンタで遠隔地の人の顔をあらかじめ作成しておき,それを肩にのせてそれと会話するという研究.コンセプトは肩の上に乗ったオウムと喋るかのように遠隔地の人とコミュニケーションを取ることだそうです.
世の中には面白いことを考える人がいるものです…
会議全体を通して思ったのはみんな面白いことを考えたり研究しているなということ.日常の中の様々なことに疑問を持ち,それを興味深い研究にまで発展させていく力を持った人が多かったように感じます.私も来年から後期課程,こういった能力を培っていかなければならないと再認識した学会でした.









